チャバネゴキブリの成虫(体長 約1~1.5cm)

チャバネゴキブリの成虫(体長 約1~1.5cm)

1.チャバネゴキブリの特徴・生態・発生箇所

1-1.見た目の特徴・生態

チャバネゴキブリの成虫は体長約1~1.5cmで黄褐色をしています。
チャバネゴキブリの生活史は、卵期間が20日、幼虫期間が30~70日、成虫の寿命が4~7ヶ月、産卵回数が3~10回です。1つの卵から約40匹の幼虫が産まれます。
つまり1匹のメスからは約120~400匹の幼虫が産まれる計算になります。

1-2.発生時期

ゴキブリの中でも特に寒さに弱い虫ではありますが、暖房設備のある建物内では一年中生息、繁殖可能です。

1-3.暖房設備のある施設、冷蔵庫のモーターなどに生息

チャバネゴキブリは寒さに弱く、暖かい箇所に生息する習性があります。そのため、暖房設備のある施設、冷蔵庫やコールドテーブルのモーター周辺などは営巣しがちです。食品を取り扱う施設で発生する代表的な害虫です。

2.チャバネゴキブリの有害性と被害

2-1.食材や食品への異物混入

ゴキブリはエサを求めて食材・食品へ近寄ります。そのため、ゴキブリの駆除・予防対策を行っていない、もしくは行っていても十分な効果が出ていない施設では、ゴキブリが食材・食品へ異物として混入するリスクがあります。

2-2.不快感・風評被害・営業停止処分を招くリスク

ゴキブリの発生は人へ不潔感や不快感を与えることはいうまでもなく、こうした状況は風評被害を招くこともあります。結果として大きな経済的損失につながる可能性もあります。
さらに、発生状況によっては行政による営業停止処分を招く可能性もあります。

2-3.病原菌やウイルスなどを媒介

チャバネゴキブリは雑食で、食品だけでなくゴミや汚物も食べる習性があります。そのため、消化器系の感染症の病原細菌、急性灰白髄炎(ポリオ)ウイルス、赤痢アメーバなどを媒介します。さらに、ゴキブリの体内にいる寄生虫が媒介されることもあります。
ただし、これらが実際に人体へ与える影響度については明確になっていません。

ゴキブリによる被害としては、疾病の媒介による害よりも、「異物混入」や「不快性」「風評被害」への対策がより重要といえます。

3.殺虫剤が効かない!?チャバネゴキブリの薬剤抵抗性とは?

「殺虫剤を使っても一向にチャバネゴキブリが減らない・・・」

このような状況でお困りではありませんか?
現代のチャバネゴキブリは、ピレスロイド系の薬剤への抵抗力を備えています。
殺虫スプレーなど、主に家庭向けに市販されている殺虫剤の多くはピレスロイド系の薬剤で、クロゴキブリにはよく効きますが、チャバネゴキブリの防除効果は低いです。

ピレスロイド系の殺虫剤をチャバネゴキブリに対して使用するケースは、忌避(きひ)効果(薬を嫌がって逃げ散らかる)を狙う場合です。例えば、隙間に隠れたチャバネゴキブリを一時的に表へおびき出したい場合です。根本的な駆除効果が期待できるわけではないので、注意しましょう。
また、チャバネゴキブリが大量に発生している場合は、ピレスロイド系の殺虫剤を使用すると、忌避効果によって四方八方へ逃げ散らかるリスクがあります。
飲食店や食品工場、食品スーパー、食品倉庫、その他の事業施設では、むしろ異物混入事故や消費者クレームへつながる可能性もあるため、注意が必要です。

4.チャバネゴキブリの効果的な駆除方法と予防対策

4-1.チャバネゴキブリに効く駆除剤を使用する専門の防除業者へ依頼するのが最も効果的

チャバネゴキブリは、飲食店、厨房、食品スーパー、食品倉庫など、事業施設で主に発生する害虫であるため、一般家庭向けをメインに販売されている市販品の中からチャバネゴキブリに効果を発する薬剤を入手するのはなかなか困難です。

チャバネゴキブリでお困りならば、チャバネゴキブリの駆除に効果のある薬剤を使用する専門の害虫防除業者へ依頼するのが最も効果的といえます。

弊社では、チャバネゴキブリの駆除に十分な効果を発揮し、かつ安全な最新の薬剤を使用しております。実際にお客様先で高い防除効果を発揮しており、たくさんのお喜びの声をいただいております。

4-2.発生源を特定し、的確に薬剤を施工する技術が重要

害虫防除業者を選ぶ際は、技術の見極めも重要です。良い薬剤でも、やみくもに使用しては駆除効果は得られません。
チャバネゴキブリを巣ごと根本的に駆除するには、営巣箇所(発生源)を正確に特定して、的確な箇所に薬剤施工をする知見と技術が必要です。経験と実績が伴った防除業者を選びましょう。

弊社は、営巣箇所(発生源)の見極めを的確にした上で、巣ごと根絶させる防除技術に強みを持っています。多数のお客様施設での防除実績を積んでおりますので、しぶといチャバネゴキブリでお困りの事業者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

4-3.卵が付着していないか搬入荷物をチェックする

チャバネゴキブリは外から持ち込まれて発生するケースもあります。よくある例では、施設内へ搬入される荷物の段ボール箱にチャバネゴキブリの卵が付着しており、施設内で卵が孵って増殖するケースがあります。
段ボール箱は保温性が高いためチャバネゴキブリの営巣箇所になりやすく、荷物が保管される倉庫内などでは、段ボールのすき間にチャバネゴキブリが住み着いて卵を産み付けることが多いためです。

荷物を搬入した際は、すぐに段ボールを解体し、卵(薄茶色で、大きさ約0.8×0.3cm)が付着していないかをまんべんなく確認することをお勧めします。見つけた卵は潰すか下水に流すなどして、施設内で孵化することを未然に防ぐことが重要です。

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