ヒトスジシマカの駆除方法と効果的な対策
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ヒトスジシマカの特徴・生態・発生箇所
1.見た目の特徴・生態
ヒトスジシマカの成虫は約4.5mmで、黒い身体に白いシマ模様があります。
2.発生時期
成虫の発生時期はは5~10月です。
3.植木、植栽、側溝などで発生
ヒトスジシマカは植物のある箇所や水のある所で発生します。建物の周辺では、建物の外周にある植木や植栽、側溝などで発生することが多いです。
ヒトスジシマカの有害性と被害
1.人を吸血
建物の外で発生する蚊は注意や対策が行き届きづらいこともあり、対策が遅れるうちに大量発生し、人を吸血します。
2.デング熱、ジカ熱、ウエストナイル熱を媒介
ヒトスジシマカは感染症を媒介する代表的な害虫です。近年国内で感染が確認されたデング熱や、南米、アフリカ、東南アジアで感染が確認されているジカ熱、そして、近年米国で感染が拡大したウエストナイル熱もヒトスジシマカが媒介し得る感染症です。
ヒトスジシマカの効果的な駆除方法と予防対策
1.昆虫成長制御剤とピレスロイド剤による駆除が効果的
ヒトスジシマカの駆除は、植木や側溝などの発生箇所に適切な薬剤を施すことで効果的に駆除することできます。具体的には、幼虫が羽化することを防ぐ薬剤(昆虫成長制御剤)やピレスロイド剤などの駆除剤です。ただし、発生源をきちんと特定し、適切に薬剤を施す必要があるため専門性を要します。蚊の発生にお困りの場合はどうぞお気軽にご相談ください。
2.雑草や溜まり水などの発生源をなくす
建物の外周部に植物が茂っている箇所はないでしょうか?植物がたくさんある箇所はヒトスジシマカの発生原因となるため、雑草の除去など植物の管理は重要です。 また、側溝の中など、ゴミなどが溜まって水はけが悪くなている箇所はないでしょうか?溜まり水も発生原因となりますので、側溝の中も定期的にチェックし、ゴミがあれば除去しましょう。
3.薬剤による予防処置と設備による侵入防止対策
蚊の忌避効果(近寄らなくする効果)をもつ薬剤の設置も併せて実施するとよいです。また、細かいメッシュ状の網戸を取り付けるなど施設への侵入防止対策を行うのも一つの方法です。
日本防疫株式会社は蚊の駆除サービスをご提供しております。
どうぞお気軽にご相談ください。