ユスリカの成虫(体長 約6mm)
目次
1.ユスリカの特徴・生態・発生箇所
1-1.見た目の特徴・生態
ユスリカの外見は蚊によく似ていますが、蚊とは異なり、吸血しません。
ユスリカの中でも都市部で多く発生するのはセスジユスリカという種類で、成虫の体長は約6mmで淡い黄緑色をしています。メスは大きな蚊柱を作って群れをなして飛翔します。
1-2.発生時期
一年を通して発生しますが、成虫の発生のピークは初夏から秋にかけてです。
1-3.建物外周部の側溝などの溜まり水に発生
ユスリカは溜まり水がある箇所に発生し、都市部では下水溝(建物外周部や道路の側溝)や河川で発生します。
光に誘引されやすく、街灯に群がったり、施設内の明かりに向かって開放されたドアや窓から中へ入ることがよくあります。
2.ユスリカの有害性と被害
2-1.食品への異物混入のリスク
ユスリカは蛍光灯の明かりなどに集まる習性があるため施設の中に侵入しやすく、食品を取り扱う場所に侵入すると異物混入の原因となるリスクがあります。
2-2.不快感・アレルギー疾患
ユスリカは人を吸血することはないものの、大量発生して人に不快感を与える害虫です。
また、ユスリカの死骸は乾燥して塵となって飛散し、人がこれを吸引するとアレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくを起こすこともあります。
3.ユスリカの効果的な駆除方法と予防対策
3-1.幼虫を羽化させない薬剤が効果的
ユスリカの発生をなくすためには、幼虫を羽化させない薬剤(昆虫成長制御剤)を使用するのが効果的です。昆虫成長制御剤はすべての成長段階の幼虫に対して効果を発揮します。ただし、昆虫成長制御剤によるユスリカの駆除は専門性を要しますので、どうぞお気軽にご相談ください。
3-2.雑草や溜まり水などの発生源をなくす
建物の外周部に植物が茂っている箇所はないでしょうか?
植物がたくさんある箇所はユスリカの発生原因となるため、雑草の除去など植物の管理は重要です。
また、側溝の中など、ゴミなどが溜まって水はけが悪くなっている箇所はないでしょうか?
溜まり水も発生原因となりますので、側溝の中も定期的にチェックし、ゴミがあれば除去しましょう。
3-3.薬剤による予防処置と設備による侵入防止対策
ユスリカの忌避効果(近寄らなくする効果)をもつ薬剤の設置も併せて実施すると効果的です。
また、細かいメッシュ状の網戸を取り付けるなど施設への侵入防止対策を行うのも一つの方法です。
忌避効果を持つ薬剤の設置など、予防策についてもどうぞお気軽にご相談ください。
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