お客さまの被害状況・困っていたこと
食材のロスが毎日発生
食材庫にある食材が毎日のようにネズミに食い荒らされ、損失が積み重なっていたということでした。
駆除が中断していた
従来の駆除業者さんの施工により殺鼠剤(ネズミの駆除剤)を使用したことがあったものの、死骸の臭いが発生したことを機に殺鼠剤による駆除をやめてしまっていたということでした。しかしネズミの駆除が思うようにいかない状況ということで弊社にご依頼をいただきました。
生息調査で分かった状況
営巣箇所は天井裏
天井裏を調査したところ、大量の糞などクマネズミの形跡を確認し、営巣箇所となっていることを特定しました。
駆除・予防処置と効果
効果的な駆除方法、死骸の問題の解決策をご提案
こちらのお客さまは殺鼠剤の使用を中断されていましたが、実は学習能力が高いクマネズミを駆除するには、粘着シート(捕獲罠)などでは効果は見込めず、やはり殺鼠剤による駆除が最も効果が出ます。そのため、弊社からは改めてその旨をお客さまにご説明の上、殺鼠剤による駆除をご提案させていただきました。
そして、お客さまが気にかけられていたネズミの死骸については、弊社の場合は駆除だけでなく、ネズミの死骸が発生した場合の処置も迅速・丁寧に実施しておりますので合わせてご提案させていただきました。
ネズミの死骸が発生した場合に弊社で実施する処置
- 1.死骸は即刻撤去します
- 2.殺虫剤を散布し、ネズミの身体から飛散するダニも駆除します
- 3.殺菌剤を施し、腐敗による汚染を防止します
- 4.強力な消臭剤を使い、臭いを抑制します
ネズミの死骸が発生することを気にされるお客さまは少なからずいらっしゃいます。ただ、ほぼ完全にネズミがいなくなるようにしたい場合はどうしても殺鼠剤の力が必要です。殺鼠剤を用いずにいることでネズミの被害に悩まされ続けている状況の方は少なくありません。
殺鼠剤による駆除は一時的にネズミの死骸の発生を伴いますが、その代わり、駆除期間を一度越えればその後はネズミによる被害もなくすことができます。経済的な面でも、衛生環境の面でも総合的に利点が大きい方法です。
駆除実施後、ネズミの出現が収束
お客さまと駆除の方向性を決定した上で、死骸の処置もしっかりと実施しながら継続的に駆除処置を実施していきました。開始後は徐々にネズミの出現数が減っていき、約5ヶ月が経過する頃にはネズミの発生がなくなりました。
お客さまは他にもネズミの被害にお困りの店舗を運営されており、こちらも弊社へご用命くださったため駆除処置を実施。これらの店舗でもネズミの発生を収束させることができております。
ネズミの駆除にかかる期間はどれくらい?
ネズミがほぼ完全にいなくなるまでにかかる期間は、状況にもよりますが一般的にはおよそ3~6ヶ月です(ネズミの種類によっては約1ヶ月で駆除できることもあります)。「思ったより長い」と感じる方もいらっしゃるかもしれまんが、これは殺鼠剤によるネズミの駆除ならではの特徴です。
殺鼠剤は殺虫剤のように瞬時に駆除できるものではなく、エサに見せてネズミに持続的に食べさせることで薬剤成分をネズミの体内に蓄積させて効果を発揮します。ネズミは警戒心が非常に高い生物であるため、確実に駆除するためにこのような方法がとられています。
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