
あなたは、ゴキブリの卵や幼虫の姿を知っていますか?
私たちの身の回りに存在し、様々な害をもたらすゴキブリ。
ほとんどの方がゴキブリの「成虫」の姿は見たことがあるかと思いますが、「卵や幼虫」の姿は案外知られていません。
「虫の卵のようなものを見つけたけれど、何の卵かわからない」
「この小さい虫、もしかしてゴキブリの赤ちゃん?」
そう思った時のために、事業施設のゴキブリ専門の防除業者である日本防疫株式会社が、各種のゴキブリの卵や幼虫の特徴・対策をまとめました。
日本防疫株式会社のゴキブリ駆除サービスについては、以下のページからご覧ください。
目次
-
7.まとめ
1.ゴキブリの卵の特徴
ゴキブリの卵は人目につきづらいため見る機会は少ないですが、実は特徴的な見た目をしています。
虫の卵の一般的なイメージとはかけ離れた外見なので、知らなければ見過ごしてしまうかもしれません。
では、外見も含めた特徴をチェックしていきましょう。
見た目(色・形)
ゴキブリの卵の色や形は、代表的な種類では、以下のとおりです。
- ・クロゴキブリ:黒褐色で小豆のような形をしており、よく見ると片側の端に12~13の小さな溝があります。
- ・チャバネゴキブリ:褐色で細長い形をしています。よく見ると全面に溝があります。
- ・ワモンゴキブリ:クロゴキブリとよく似た形・色で、クロゴキブリより少し先端が尖っています。

(左からクロゴキブリの卵、チャバネゴキブリの卵、卵をつけたチャバネゴキブリ)
大きさ
ゴキブリの卵の大きさは、代表的な種類だと以下のようになります。
- ・クロゴキブリ:長さ約10mm、幅約5.5mm
- ・チャバネゴキブリ:長さ約7~8mm
- ・ワモンゴキブリ:長さ約7.5~9mm、幅約5mm
卵鞘(らんしょう)
実は上記で解説した卵の見た目は卵鞘(らんしょう)の特徴です。「卵鞘(らんしょう)」とは、ゴキブリなど一部の昆虫が作る卵が沢山入ったカプセルのような殻で、外敵や乾燥から卵を守ります。実はゴキブリはひとつひとつ卵を産むわけではなく、卵が数十個入った「卵鞘(らんしょう)」を産みます。
卵鞘1つを見逃した場合、ワモンゴキブリであれば11~14匹、クロゴキブリであれば20~30匹のゴキブリが生まれてしまうため、見た目を把握し、見つけた場合は迅速に処理する必要があります。
チャバネゴキブリに関してはひとつの卵鞘から産まれる幼虫は30~40匹ですが、幼虫が孵化するまで腹の端につけたまま活動するため、卵鞘のみを見かけることはありません。
卵鞘(らんしょう)はおおよそ20~40日で孵化します。
ゴキブリの卵がよく見つかる場所
クロゴキブリは一般の住宅に多く、ワモンゴキブリとチャバネゴキブリはビル・飲食店に多い傾向があります。クロゴキブリやワモンゴキブリは目立たない物陰に粘液で卵鞘を付着させます。具体的には、以下のような場所で多く見られます。
- ・キッチン・トイレなどの水回り
- ・収納棚など設備の物陰
- ・冷蔵庫の熱源部周辺
- ・建物周辺のゴミ置き場
- ・床下や下水溝
2.ゴキブリの卵を見つけた時の駆除・処分法
ゴキブリの卵は、卵鞘(らんしょう)というしくみ上、1つから数十匹の幼虫が孵化してしまうため、見つけた場合はすぐに処分しましょう。
殻で守られているぶん殺虫剤などの薬剤は効果が悪く、以下の手順のような物理的な処分が効果的です。
- ①ピンセットや手袋などで間接的に掴む
- ②ビニール袋に入れ、しっかりと密封する
- ③可燃ごみとして捨てる
また、卵鞘は卵を乾燥から守る役割もあるため、潰すことも有効です。
日本防疫株式会社では、事業施設のゴキブリ防除を得意としております。
- 「どんなゴキブリが問題となるのか?」
- 「ゴキブリはどんなリスクをもたらすのか?」
- 「ゴキブリ駆除は実際にどういう流れで行われるのか?」
など、こちらのページでわかりやすくまとめておりますので併せてご覧ください。
3.ゴキブリの幼虫の特徴
ゴキブリの幼虫は成虫とは少し異なる見た目や色をもち、見分けるにはそれぞれの特徴を知っておく必要があります。
ここでは、種類による違いを解説していきます。
クロゴキブリ
クロゴキブリの成虫はその名の通り黒色ですが、幼虫は時期によって色が異なります。
卵から産まれたばかりの若齢幼虫は基本の体色は黒色ですが、人で言う首元に白色の帯が1本と、脇腹のあたりに1対の点があります。成長すると白い柄は目立たなくなり、今度は全体が赤褐色になります。
その後さらに成長し成虫になると全て黒色になります。

(左からクロゴキブリの若齢幼虫、中齢幼虫)
チャバネゴキブリ
チャバネゴキブリの幼虫は、背中は黒色で、背中の中央の線・フチ、頭・脚・腹側は黄褐色です。
成長すると黒色の部分が減り、黒のラインとして見えるようになります。

(チャバネゴキブリの幼虫)
ワモンゴキブリ
ワモンゴキブリの成虫は人で言う首元に黄色の輪があるのが特徴ですが、幼虫は輪の模様はありません。
若齢幼虫は体全体が淡褐色で、成長するにつれ色が濃く、赤褐色になってきます。そして成虫になると、個体によっては輪の模様が出てきます。
4.ゴキブリの幼虫を見つけた時の効果的な駆除方法(一時的な薬剤処理)
ゴキブリは繁殖能力が高いため、幼虫を見つけたら殺虫スプレーで直接退治するなど、ひとまずその場で駆除することが好ましいです。
ただし、他にも成虫・幼虫のゴキブリがいると考えられるため、以下の方法が効果的です。
- ・毒餌剤(ベイト剤)を置く
- ・燻煙剤タイプの殺虫剤を使用する
ゴキブリは幼虫と成虫が同じ場所で生活します。
上記の方法はまだ見かけていないゴキブリも退治することができ、隠れ家を断つことにも繋がります。
5.ゴキブリの卵・幼虫を見つけた時の根本的な原因対策(継続的な予防)
ゴキブリは孵化後の生存期間が4か月~長い種で2年と、ハエなどに比べて長いため、放置すれば次から次へと卵を産みます。しかし営巣箇所(すみか)を特定し、徹底して繁殖を防ぐ駆除・対策を行えば、激的に効果をもたらすことができます。
卵・幼虫を見つけた時は侵入経路や巣があることを考え、以下のような対策を行いましょう。
侵入経路を特定し対策する
クロゴキブリやワモンゴキブリは主に下水に生息しているため、老朽化した排水設備を通じて侵入することがあります。
また、チャバネゴキブリも含め、ゴキブリ全般として、建物外部のゴミ置き場から従業員通路や納品口を通して侵入したり、段ボールなどの搬入物に付着して侵入することもあります。
- ・侵入口を特定し塞ぐ
- ・搬入物に卵・幼虫が付着していないかチェックする
- ・段ボールはすぐに片づける
などの対策を行いましょう。
【最重要】営巣箇所を特定し対策する
ゴキブリは基本的には巣を中心に活動します。そのため営巣箇所を適切に判断し、狙いを定めて、効果的な殺虫剤を選定して使用することが最も重要です。
ただし、営巣箇所を判断するには豊富な知識と経験が必要です。ゴキブリの営巣箇所を特定する技術のある専門の防除業者に依頼すると確実です。
なお、飲食・食品関連・倉庫などの事業施設においては、こうした生息状況や巣の調査は、ゴキブリの繁殖スピードに負けない頻度(月1回目安)で、定期的・技術的に行うことが不可欠です。
わずかでも発生の兆候があれば、初期段階で繁殖を防ぐことができます。
〇ゴキブリが増えたらどうなる?〇
ゴキブリは基本的には巣を拠点とし、近場でエサや水を摂取したあとは巣に戻ります。
しかしゴキブリの数が増えて巣の中の密度が増えると、数百メートルなど遠くまで移動する個体が増えてきます。
つまり、ある場所でゴキブリが大量に繁殖していると、他の場所にも次々にゴキブリが拡散して移動する可能性が高くなるため、卵や幼虫、成虫を見かけた場合は積極的に、確実に駆除を行いましょう。
環境を改善し対策する
ゴキブリが出る前も、駆除する時も、駆除した後も重要となるのがゴキブリの出ない環境づくりです。
薬剤による駆除ももちろん必要ですが、実は根絶のためには環境の改善が必要不可欠。具体的には、以下のような対策を指します。
- ・ゴキブリのエサとなるような食材カスを残さない・片づける
- ・ゴミ箱やゴミ置き場は密閉する
- ・水漏れなどを放置しない(クロゴキブリは水気のある所に巣を作ります)
6.ゴキブリ駆除業者を選ぶポイントと費用相場
ゴキブリ駆除業者を選ぶポイントは?
施設内でゴキブリの卵や幼虫を見かけた場合、既に施設内で巣を作り生息している可能性があります。
一時的には自前で対応することもできますが、駆除しきれず増えてしまったり、根本の原因が改善できず再発してしまう可能性が高いです。
そのため、確実な駆除や予防を行うためには防除業者に依頼するとよいでしょう。
施設におけるゴキブリ対策の防除業者は、以下のポイントを抑えた業者を選ぶことが大切です。
- ①営巣箇所を特定し、発生源から駆除する技術を持っている
- ②食品取り扱い施設に適した、安全な方法で駆除を行う
- ③技術者と対面で直接相談できる
- ④昼間の駆除処置により費用を抑制
- ⑤年間保守管理システムがある
ゴキブリ駆除の費用相場は?
店舗・飲食店・スーパー・工場・倉庫・建物等におけるネズミ駆除を防除業者に依頼する場合の料金を決める要素は、一般的には主に次の点です。
〇費用を決める主な要素〇
- ・被害状況:害虫の生息数や被害が出ている箇所が多い など
- ・侵入経路の多さ:建物が老朽化して隙間や穴が多い など
- ・周囲の環境:ビルのテナントで隣接店から侵入しがち、ビル群や繁華街で地域自体に害虫の生息数が多い など
- ・設備状況:隙間が多い、清掃が不十分 など
さらには、料金形態によっても費用感は異なってきます。
〇一般的に多い料金形態の種類〇
- ・月額料金制:月5,000円※、月17,000円、月20,000円、月30,000円以上 など
- ・スポット料金制:1回につき10万円~100万円以上 など
月額料金制は、HACCP法令に準拠した予防衛生管理を継続的に行う防除サービスや、完全駆除に時間を要するようなネズミの防除やゴキブリの防除サービスにおいてよくある料金形態です。 大きな初期出費なく対策を始めることができ、月々の費用を一定にできるメリットがあります。
スポット料金制は、1回きりの防除施工に対して、まとまった費用を支払う料金形態です。よく見られるのは、汚水槽内のハエを根絶する施工や、店舗内の殺菌消毒処理、ハチの巣の駆除など、1度で完了する防除サービスにおいてです。
※【注意】価格が安い業者があるのはなぜ?
月5000円など、極端に価格が安い会社には、下記のような理由があります。
- ・ペストコントロールを専門としていない清掃業者である
- ・害虫が止まらない場合、追加料金で別途作業を提案
- ・超音波機器など、備品を高額で提案
そのため、月額の価格だけでなく、本当に効果が出るのか、追加料金はないのかなど、広い目線で判断することが重要です。
日本防疫株式会社では、上記ポイントはもちろん、お客様の店舗及び施設に合わせた害虫対策のご提案を得意としております。
無料相談・お見積りも行っておりますので、ゴキブリによる被害が出ている・心配だと感じる方はぜひ日本防疫株式会社にお問い合わせください。
7.まとめ
ゴキブリは排水設備や建物の隙間などからや、搬入物と一緒に持ち込まれて侵入し、人目につきづらい物陰に営巣、卵を産みます。
ゴキブリの卵は卵鞘(らんしょう)と呼ばれる殻に守られ、1つの卵鞘から数十匹の幼虫が生まれるため、見つけた場合は迅速な処理が重要です。
また、ゴキブリの卵や幼虫は種類によって特徴があり、ある程度推察することができます。
いずれにしても施設内で営巣・繁殖している可能性があるため、卵や幼虫を見かけた場合は見かけた個体だけでなく、見えない部分も含めた駆除・対策を行いましょう。
個人で対処することも可能ですが、営巣箇所を特定・確実な駆除を行い、今後も予防していくには専門の防除業者に依頼するとよいでしょう。
日本防疫株式会社では、飲食店などの店舗・工場・倉庫・スーパーなど、事業施設のゴキブリ防除を専門としております。
弊社の技術者は「防除作業監督者」「防除作業従事者」の国家資格を保持しており、HACCP(ハサップ)に対応した施工を行うことができます。
無料の相談・お見積り・現地調査(※)も行っておりますので、
- 「ゴキブリがいる/いるかも」
- 「被害が出る前に対処したい」
- 「効果のある防除サービスに頼みたい」
という方はぜひご相談ください。
※現地調査について:
地域により、または調査に数日を要する場合にご料金を頂戴するケースがございます。
日本防疫の特長
- 1.食品工場・食品倉庫・スーパー・フードサービスの実績多数。HACCP対応
- 食品事業の施設での防除の専門知識と経験が強みです。また、HACCP(ハサップ)を十分に理解した施工技術者がネズミ・害虫防除を実施します。
- 2.全国へ対応地域拡大中
-
全国で多店舗展開されている食品事業者様向けの、統一的なペストコントロールが可能です。
▼全店舗・施設の衛生状況がひと目でわかるレポート
全店舗の衛生状況を一目で把握できる月次一覧レポート、年間推移一覧レポートのご提出も可能です。店舗・施設を複数展開するフードチェーン、食品スーパー、食品工場、物流倉庫等の本社、品質管理部の方にご好評です。
詳しくはこちら>全店舗・施設の衛生状況がひと目でわかるレポート
- 3.高いお客様満足度を得ています
- 防除効果、サービス態度、報告内容、緊急時の対応力についてのアンケート調査で、毎年高評価をいただいています。
- 4.駆除後の防除サービスの継続率95%以上
- 多数のお客様が駆除後も防除サービスを継続的にご依頼くださっています。
- 5.全技術者が国家資格保持者
- 厚生労働省必置資格「防除作業監督者」「防除作業従事者」を全技術者が取得し、知識と技術を備えております。
- 6.即日対応
- 緊急のご依頼時も即日対応でお待たせしません。
- 7.安全な薬剤施工
- 薬剤は人体に影響のない安全なものを使用します。また、薬剤の正しい取り扱いを熟知した技術者が安全な施工を行います。
- 8.顧客情報の安全管理
- 情報漏洩防止対策として、システムの整備と従業員教育を徹底しており、お客様の情報を安全に管理しています。
施工対象エリア
- 【東京都】
- 千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、その他地域
- 【神奈川県】
- 横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、秦野市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、南足柄市、綾瀬市、その他地域
- 【埼玉県】
- さいたま市、川越市、熊谷市、川口市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、加須市、本庄市、東松山市、春日部市、狭山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、入間市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、桶川市、久喜市、北本市、八潮市、富士見市、三郷市、蓮田市、坂戸市、幸手市、鶴ヶ島市、日高市、吉川市、ふじみ野市、白岡市、その他地域
- 【千葉県】
- 千葉市、銚子市、市川市、船橋市、館山市、木更津市、松戸市、野田市、茂原市、成田市、佐倉市、東金市、旭市、習志野市、柏市、勝浦市、市原市、流山市、八千代市、我孫子市、鴨川市、鎌ケ谷市、君津市、富津市、浦安市、四街道市、袖ケ浦市、八街市、印西市、白井市、富里市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、大網白里市、その他地域
その他全国でもご対応中です!
記事の執筆者
- 日本防疫株式会社 編集部
- 社内技術部の防除事例および効果検証に基づき、実績に裏打ちされたリアルな知見と情報を発信しています。
併せて、ねずみ・害虫防除専門書および衛生害虫専門書等を網羅的に調査し、より正確な情報発信に努めています。







